吐いた唾と言葉

 

フォローして築く自分だけの城twitter(現X)が機能しなくなって久しいけれど、「ああ確かに」と大納得させていただいた投稿があったので引用。これだ!というテーマがある時は、昨日したこととか印象に残ったこととか、そのテーマに思い至った簡単なエピソードとか。そんなものがなければ今の天気とか状況とか、始めるための書き出しテンプレートを用いて、あとは脳と指の赴くままに~で書きあげる。その書きあがったものが(ある程度)明確になった考えていることとなる。

 

面接や商談においても同じようにやってしまっている。そのため、上手くいってないなと感じる時は、大体「赴くまま」の先がすれ違っている時だと思う。特に、過去の経歴に突っ込みが入っているような時は、どこに結論を持ってこようかなと焦って喋っている気がする。自分の経歴はグチャグチャであるが故に、伝えるのが難しい。そういう時は、自分のことだから話せてしまえて、冗長に語ってしまって失敗している気がする。これは、ブログというこの城に籠って構成の考えもなしに文章をつらつらと書いている弊害もおそらくある。と、先日の内定手前くらいの面接を終えての反省が唐突に思い浮かんだ。

 

対策として回答するテンプレみたいなものを作ればいいと思うのだけれど、世の中で分かりやすいとされている構成につきもの(偏見)の、鼻につく表現とか枕詞はやっぱり使いたくはないんだよなあ。とってつけたような数字を用いた成果もそう。その数字、自分自身で実現に近づけられたもんなの?ラッキーパンチみたいな外的要因でたまたま取れたものなんじゃないの?、飾り付けられた嘘と紙一重なんじゃないの?と思ってしまうわけで。

 

まあ、そんなことにこだわって自己表現していると、面接官には行き当たりばったりの商談をするクセ強人材にしか映らないし、先々の仕事も上手くやっていけない。今まで吐いてきた唾の上を踏み抜いて、迎合することも必要なのだ。それも、前職では培えたはずだ。

 

 

ブログの記事の話に戻ると、締めくくりが頭出しと勝手にリンクする時とかはなかなか纏まった文章になっている感覚があって非常に満足。かたや尻すぼみ気味な時は「まあ書きたいことかけたし(=考えていることが明確になったし)これでいっか」と納得させることも多い。競馬用語で言うと「終いが甘くなった」かな。最近は、もじりとかミーニングとかおちゃらけとか引用とか、小手先での締めくくり方もできるようになっている感覚があって、それは文章力であろうし悪くないのかもと思っている。

 

話す時もその小手先のアレコレが使えたらいいのになあ~。と思いつつ、文章みたいに入れ替えとかはできないので、回数重ねてブラッシュアップしていくしかないんだろうな。吐いた言葉に責任は持つ。そして、習慣付いて心地いいこの雑多書きは今は続けていこうと思う。

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