1食分はヤサイマシマシ

のんびり自炊生活を心がけて、どれくらい節約できているのかはわからないけれど、まあまあ上手くいっている感覚がある。そんななかで、消費期限の短いものって、使い切ることに重きを置くと、途端に消費に振り切った使い方をしないといけない気分になる。

 

3つ入っているまるちゃんの焼きそばを買った。キャベツの千切りの牛サラダは、牛があと3食分くらい冷凍してあって、紅しょうがもある。キャベツと紅しょうがをしっかり消費できる算段だ。安くなったキムチもあるし味変には事欠かない。肉はあり合わせでは味気ないけれど、でっかい冷凍モノを買いにいくまでは冷凍庫の中身をあけたいから、日持ちするソーセージで済まそう。

 

ここまでバッチリなんだけれど、そもそものまるちゃんの焼きそば3食分が重い。1週間で3食も焼きそば作って食うか!?めちゃくちゃ好きな人なら話は別だろうけれど、食わなくねえか!?これも冷凍すればいいか!?なんかそれって違うんじゃないか!?と謎の俺ルールが発動している。

 

期限内には使い切りたいけれど、1週間で3食は絶妙に多い。ラーメンを外で食うのに1週間で3食はやぶさかではないんだから、焼きそばについては多分中の上くらいの好きなんだろうなと思う。たまごの2週間も実は自炊をさぼると余る。ゆでたまご過多に目をつむる状態になったら御の字だ。牛乳の1Lおおよそ1週間は賞味期限に対して本当に良いバランスな気がするが、そんなに消費できない人もいそう。つまり、消費期限の近いものは作戦をたてて意識していかないとやっぱり消費にてこずるのだ。

 

昨日はベッドの上で3時間くらい無用に過ごしてしまって、日が昇るくらいに就寝。昼前に起きてだらだらとしながら、12時くらいにでっかいヨーグルトを1食分として食した。このヨーグルト1食分とする生活、仕事があったときは当たり前にできていたのに、仕事がなくなりエネルギー消費の少ない生活になってから上手くいかない。5時くらいには空腹アラートが鳴るのだ。

 

そんなわけで、もう今日は何も食わない覚悟で、2食分の焼きそばを作って食うことにした。ごま油を敷いたフライパンにレンチンで蒸した麺を投入して焦げ目をつける。カットしたソーセージと冷凍のカット玉ねぎとしめじ、少しの酒を投入してふたをする。1,2分でいい感じに蒸し焼きしたら、ソース味の粉を振りかけてフライパンをあおって全体になじませる。仕上げに火を切ってから小ねぎをひとしきり和えたら、紅しょうがを添えて完成。

 

朝食と昼食の間はブランチっていうけれど、昼食と夕食の間はなんて言うんだろう。ブランチの語源的にランナー?ランナーなんて、賞味期限の近い食べ物以上に、意識して生活しないとなれそうもない響きだ。まあ、あんまりそういう概念が無いから言葉としてないんだろうな。

 

と考えながら完食したあと、キャベツを入れるのを忘れていたことに気づく。小ねぎのカットと食器洗いに意識のリソースを割きすぎた。あと1食分はヤサイマシマシで食べよう。