勢いに身を任せて文章を打っていたら、3000字超えそうなので、急遽前後編に分けました。嫌味とかではなく、暇を謳歌してます。
前編↓の続きです。
カブは凄いぞ
前編にて「使いきれる」ことの尊さについて熱く述べましたが、お読みの方にはなんのことやらいまいち理解には至らなかったことと思います。辛いけど否めないです。というのも、カブって馴染み無いんですよね。大きなカブくらいだと思います、馴染みあるの。
カブ、煮ても、焼いても、生でも食えるのです。これからその一例をレシピと共にお見せします。
①カブと鶏ひき肉の甘煮
・カブ 2個
・鶏ひき肉 150gくらい(別に豚でもいい)
A
・水 1杯くらい
・砂糖 大さじ1
・みりん 大さじ2
・醤油 大さじ2
・酒 大さじ2
B
・水溶き片栗粉 適量
1.鶏ひき肉を油敷いて炒める
2.じゃがいもの要領で皮剥いて切ったカブを入れる
3.全体的に火が通ったら、A入れて2分強煮込む
(カブの茎いれるならこのタイミングで入れる)
4.水溶き片栗粉でとろみをつける
大根煮込むより楽ってだけで、楽の極み。煮物は時間が掛かるので、手間というコストがかかるが、カブの場合は凄く楽です。ぶっちゃけ片栗粉でとろみつけるのすら手間だったら、水少な目にしても良いです。
②カブと豚肉の生姜焼き
・カブ 好きな量(写真は1個)
・豚肉 好きな量(写真は100gくらい)
・思い思いの生姜焼きのタレ(既製品でもいいじゃん(いいじゃん))
(写真はキャベツの千切り、マヨネーズも鎮座)
1.肉焼く
2.じゃがいもの要領で皮剥いて切る(煮物と同じカットでも良いですが、手早く済ませたいなら薄切りがお勧めです。驚くほど楽に切れます)
3.思い思いのタレと一緒に焼く
このキャベツの千切りしょぼいな。というのは置いといて、くっそオーソドックスな料理。男の料理の権化。甘辛く焼いても美味しいです。
③カブとツナの和え物
こちらはAJINOMOTOさんのレシピを使用。(https://park.ajinomoto.co.jp/recipe/card/800397/)
・カブ 2個(AJINOMOTOさんは3個の表記)
・カブの茎 適量(AJINOMOTOさんは2個の表記)
・ツナ缶 1個(70g)
・ゴマ油 小さじ2
・コンソメ 小さじ2(AJINOMOTOさんは「丸鶏がらスープ」の表記)
1.例の如くじゃがいもの要領で皮剥いて薄切りからの細切り
2.カブの茎は小口切り、めんどくさかったらみじん切りorブンブンチョッパー
3.ツナ缶の油切って和える
AJINOMOTOさんごめんなさい。コンソメなんてねえよ!って方は買ってくるように。チャーハンをはじめとした炒め物、スープなどで使えます。これは比較的使いきれます。
以上の通り、万能過ぎて凄い。前にも書いたと思いますけど、塩っ気にも甘辛っ気にも対応できる。そして、生でも食べられる。少し青臭さが有ったりするけど、その時は所謂じゃがいもの行程で塩揉みすると良いと思います。塩で揉むだけです。その後流水は少しして下さい。
もっとカブは凄い
見出しがアニメの続編みたいになってますが、ここで終わらないのがカブの凄いところ。ちらちらレシピに現れてましたけど、茎!もとい葉っぱがあるんです。これも使えます。これも含めて「使いきれる」なのです。
④じゃことカブの葉っぱのふりかけ
・カブの葉っぱ 余った分
・ちりめんじゃこ 1パック
・ゴマ油 少量
(今回は「梅ちりめん」とかいう既製品)
1.葉っぱを小口切りして刻む
2.炒るようにして軽く火を通す
3.ちりめんじゃこ、ゴマ油を投入し、軽く炒める
見紛う事なきカサ増しなんですが、これが侮れなくて、冷凍保存で1~2週間持ちます。ふりかけにしても良し。卵焼きに入れても良し。パスタにしても良し。パスタにするときは、バター醤油風味がオススメです。
それでもカブは凄い
まだ続きます。カブは1房198円くらいで5個くっついてるくらいが相場だと思います。それでも使いきれなかったらどうするか。他の野菜と一緒にピクルスにすればいいのです。
⑤ピクルス
・酢 好きなだけ
・水 酢の1/3くらい
・砂糖 結構
・七味 入れると美味しいよ
・思い思いの野菜(写真は、パプリカ、ナス、キャベツ、オクラ、ブロッコリー、そしてカブ)
1.漬ける
⑥カブとサーモンの和え物
・カブ 3個(ピクルスそのまま使っても良い)
・スモークサーモン 100gくらい
・粒マスタード 大さじ1くらい
・砂糖 小さじ1くらい
・レモン汁とかレモン(ピクルス使うなら少量、使わないならお好み)
・塩少々
1.じゃがいもの要領で皮剥いて、薄切り。塩揉み推奨。
2.スモークサーモンを一口大に切る
3.全部入れて混ぜる
粒マスタードがアクセントです。無い方は買ってください。ソーセージにつけて食べてください。スモークサーモンとカブがめっちゃ合います。マリアージュです、マリアージュ。砂糖多めで甘く仕上げても良いです。酸味は正義。
酸っぱいの苦手な方とか、前編で書いた通りお好みでなかった方はポトフ作っても良いと思います。余った野菜と余ったベーコンかソーセージ。コンソメと白だしで味調整して下さい。大根も合うんだから合うはずです。ええ。
結論 カブはやっぱり凄い
いかがだったでしょうか。万能を超え、全能と表現するに差し支えないと思っていただけたのではないでしょうか。僕自身が感服したのは言うまでもありませんが、読んでいただいた方にも感服していただければ至高極まりない所存です。暑苦しいし、宗教染みてまいりました。辛いけど否めないです。でも離れがたい。