最近妙に涙もろくて。

最近妙に涙もろくて。

 

社会生活を営む中で感情を爆発させる機会なんてそうそうないけれども、コロナ禍を経て感情が起伏する場面が減った気がする。正確に言えば、自分から動かす機会を得にいかないと立ち会えなくなった気がする。おそらく働き方も変わって他者との交流する機会や仕方が変わったからなんだと思う。

 

特に働き方についてはありありと実感している。個人の意思を尊重する環境にいると、その意志を尊重するために自分自身を律する場面にたびたび直面する。まだ不慣れな環境だからいまいち折り合いのつけ方がわからず、主張せずうんうんと聞き入れるようにしている。こちらの意思を主張しない分、我慢して終わりの場面が多い。

 

先方とも一期一会のことがほとんどなので余計にそうだろう。感情の機微があるのは接点を持ったその一瞬で、後続のことは後続の役割の方がやる仕組みだと、その後どうなったのかは嗅ぎ取りにいかないと情報を得ることができない。完全分業の形を体感して、良くも悪くも合理的な仕組みだなあとしみじみと感じている。

 

他者と交流する機会についてもそうだ。今までの状況が少し落ち着いて待ちゆく人の往来が増えても他人は他人でしかない。以前のような友人との交流は少し特別な機会になっているように思うし、実際に先日十年ぶりに友人と再会したりもした。久々すぎて最初は何を話せばよいのやらという気持ちが少なからずあったのも嘘ではない。

 

そんな中だからこそ、感情を自ら動かす機会を得に行かないと立ち会えないと思う。映像作品だったり、小説だったりの一人で味わうもの。友人との少し大掛かりに感じてしまう会食の場もそう。能動的な動きがより必要とされているように感じている。状況を考えると周囲の人たちもそういう環境にいると思うんだけれども、もしかするとそうでもないのかな。

 

 

そんなわけでとりあえずスポーツってすごいなと。

 

昨年のサッカーW杯、とんでもなく劇的な展開だったことが一因にあると思うけれど、観てきた歴代の大会で一番やばくねと思っていたし。今日のWBCメキシコ戦も、このヒリヒリする野球を俺は待ってたんだよ!と玄人ぶって観ていたけれど、近藤は近藤だし、吉田はひたすら信頼しまくれるし、岡本ォー!山田ァー!大谷やっぱりやべぇ…村上ィィィィィ!で歴代最強!野球最高!!となって、涙も出るし、サヨナラの場面は立ち眩んだ。え、不健康が故!?いや、最近家にいる時しか感情的になってねえ。うへえ、これって現在送っている社会生活の反動!?!?ってクソ思ってます。クソ思ってこのブログを更新しています。後半はとりあえず早口です。前半もそこそこ早口です。やっぱり口語でぐちゃぐちゃ、感情ありありの文章を書いているほうが性に合ってる。最近そういうことが出来ていなくて忘れてましたけど、構成度外視の勢いのある文章が世の中的にも読みやすかったりしませんかね、書いてて楽しいのも個人的にはこっちなんですけど。とりあえずスポーツ最高!今は野球最高!!勝っても負けても明日の試合は絶対最高!いやここまで来たら勝ってくれ日本!ミーハーも自称名人も明日は仕事休んで試合観ろ!!

 

という感じです。