この人次の駅で降りるやろ選手権

席に座る人はパンパンで、立ったままの人もそこそこでいる満員にほど近い電車の中、この人次の駅で降りるやろ選手権を一人開催することがある。長時間電車に乗る機会が人より多い僕は、そのチャンスがあれば開催してる。

 

だいたいはフィーリング。乗り込んだ車両でこの人次あるいは比較的すぐ降りるだろうなという人を見定めて、目の前に陣取るのだ。当たればラッキー、当たらなければ立ちトレの始まり。すぐにでも座りたいくらい疲れている時ほど当たりにくい気がするが、そんな気がするだけかもしれない。

 

路線ごとの勝率も肌感覚で持っている。湘南新宿ラインは結構余裕、埼京線は百戦錬磨、上野東京ラインは不戦勝、京浜東北線下りは難易度が高い。実家住まいの時に利用していた函館本線は次の駅で降りる人が少なくて当てられた試しがない。

 

趣味を開示する時に人間観察って言う人、昔は少なからずいたと思うけれど、今もいるのかな。きっとその人もこういうことしてたと思うんだよね。仮にそうならば、僕も「趣味:人間観察」を公言していっていいのか…。いや、なんかあんまり気持ちがよろしくない気がするので止めておきたい。

 

普段利用しない路線で実行すると多分きっともっと面白い、と今日普段利用しない路線に乗っていて思った。そして、余暇を持て余した身でその機会を得るために、外にはそれなりに多く出たいと思った所存だ。が、普通に座れたほうが普通に嬉しいし、明日は午後から雪予報。家でじっとできる身の僕は、家でじっとしながら余暇を持て余そうと思う。

 

とりあえず、この人次の駅で降りるやろ選手権、もしかしてみなさんはあんまりやらないですか?