話がしたいよ

一人で酒を呷ると隠れていた感情が顔を出すことがある。一昨日は今自分がおかれている環境にやっと少しだけ悲しくなれた感覚があった。

 

それまでの二日間はとにかく人と話した。急な出来事だったということもあり、とにかく話した、と思う。どうするのが正解かはまだ分かっていないけれど、しょうもない土日を過ごしてなんとなく踏ん切りはついた、気がしている。

 

何かに向き合える、没頭できるということは幸せなことなのだと実感する二日間だった。一方で有り余る時間を有意義に使えることも幸せなことだと実感もした。「一方で」でもないか。要するに、自分が有意義だと思えることに向き合えることこそが幸せの一つなのだ。

 

これだけ急だと自分が有意義だと思えることの変化が如実で、少し笑える。つい4,5日前まで至上命題にして過ごしていた成果が、急にとてつもなく意味のないものになる感覚は、特にすごかった。意味のないものになった後にその果報を聞いたとて、先方からOKが出て報告をあげたとて、無味乾燥したものになっていた。それくらい意識して取り組まないと、「何か」は自分にとって有意義なものにならないのだ。

 

 

君がいなくなってからの今日までに、いろんなこととか感情に有り余るほどに直面したけれど、それでも僕なりに頑張ろうと今は思っているよ。今日という日に無理やり結びつけて書いているようでエゴっぽいけれど、なんて書けばいいかずっと悩んでたんだ。それでも続けていくって自分の気持ちが出来上がった気がするから書いていて、たぶんこれでいい、これが一番いいと思うんだよね。

 

パスピエの新譜の話も出来ていないし、ワンピースも今すごいし、アイシールドの読み切りも今週載る。ずっと在宅勤務で働いていたんだけれど急に仕事をクビになったり、社会はますます混乱していたり、君が好きな人が同じくそっちに行ったりしたり。とにかくいろんなことがあったから、また一緒にハイボールでも飲みながら全部話したいところだけれど、一先ずはそんなつもりで引き続きここに書くからよろしくな。