いちご100%の思い出

 コンビニからエロ本が消えるとか消えないとか騒がれて久しいですが、結局あれってどうなったんですか。お久しぶりの更新です。

 

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 エロ本の話から始まったのは他でもない「表題の件ですが、」的なことでして。河下水希さん作の「いちご100%」について今回は書きます。使い古された定型句で語るならば青春のバイブル、分かるか分からないか微妙なラインの比喩表現を用いるなら、「コンビニのエロ本のチラ見」なんです。14,5年前の小中学生になってしまうんでしょうが、少し性に興味を持ちだしたその辺の年齢の男子って、コンビニのエロ本に興味があるけれど、ガン見するのは憚られるからチラ見してたんだと思うんです。してませんでした?僕はしてました。ビザッツとかの表紙見て、絵下手だなって思ってました。

 

 このエロ本といちご100%の何が同じかと言いますと、もちろんエロいとかの話じゃなくて、ジャンプ内の序列の話です。当時、ONE PIECENARUTOBLEACHハンターハンターはもちろん、遊戯王だとかテニプリだとかアイシールドだとかジョジョ6部だとかマンキンだとか、もうそれは我々世代はこいつら並べて「青春」って呼んだって読んだっていい位のラインナップで、火曜日はジャンプの話で持ち切られる状態。もはやジャンプの話題で、世界は廻っていたんじゃないかと思ってます。

 

そんな中で、同タイミングで連載されていたプリティフェイスとラブコメの双璧を担っていたのがいちご100%。これらってやっぱり少年たちにはちょいエロでジャンプで廻ってる世界でも語りにくいむっつり領域として扱われてた気がするんですよね。ここが「コンビニのエロ本のチラ見」と一緒なんじゃないかと。現代で言うなら、『「SNS上に出てくるちょっとエッチなソシャゲの広告」のチラ見』。

 

単行本買ってたんですけどね、俺。中学生の時は、部活の連中でうちに入り浸って回し読みしてました。3年後くらいに高校のクラスでも流行って、学校で回し読みしてました。それでもちょっと女子に見られると恥ずかしいむっつり領域だったので、でっけえエナメルバックに赤本とか黒本と一緒に紛れさせて毎日運んでました。よくよく考えるとアホの極みで微笑ましい。なんか5巻かなんかが湿ってて、お前そういうのに使うなよってイジられたことも思い出しました。使ってないし、使うなら修学旅行編あたりだろうよ。

 

やっぱり西野だよなあ!?って思いつつ、いやそれでも唯以外は捨てがたい。今この歳になると、唯の良さまでわかるぞ、もう一回読みてえってなってます。この投稿を読んでそうなってくれてる人がいると嬉しいもんですね。

 

 そんな方に朗報!西野エピソード厳選27話がジャンプ+で読めちゃいます!ネット社会万歳!森保JAPAN残念でした。

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そしてそして、河下さんの現在ジャンプ+に移籍して連載中の「群青にサイレン」も今ならなんと!全話無料で読めちゃいます!!なんと明日2月3日まで!そして、最新話が2月3日に更新されます!これはすごぉい!(ギャラクシーノートシックスプラスのそれで)

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気付いたらこんな時間にブログ更新かましている理由はこちらでして、結構読みごたえがあります。語弊を恐れずに言うと、スポ根漫画よりめんどくさい、濃ゆくてまどろっこしいタッチです。妹が可愛いけど、そんなにフォーカスされてないところもいいです。

 

 以上、「漫画名 ネタバレ」で検索で出てくる有象無象の有料ネット漫画サイト誘導ブログのような記事でした。末筆もこんな感じで締めちゃいます!